精神的ショックからでしょうと医者に言われました

 

私は現在28歳です。

今では、過敏性腸症候群とは縁のない生活を送っていますが、小さい頃は最大の悩みでした。

 

私が体の変化を感じたのは、小学校3年生の時でした。

お腹が痛くなることが毎日のように続きました。

休みの日はあまりそういった不調に悩まされなかったのですが、特に学校でなることが多かったです。

 

登校する直前までは普通だったのに、

いざ家を出ると急にお腹がゴロゴロしてしまい、家に戻ってトイレにかけこんだり。

授業中の静かな教室の中で、お腹が痛いのを我慢して授業に全く集中できなくて、

早く授業終わってくれと脂汗みたいな変な汗をかきながら、そわそわするといったこともほぼ毎日。

静かで、トイレに行けない状況になると、そうゆう時ばかりお腹が痛くなっていました。

 

みんなが静かに座って授業を受けている中、

『先生、トイレに行ってきていいですか』と席を立つのは、

小学生の自分には耐えがたい苦痛と恥ずかしさでした。

みんなに笑われてるだろうな…とか、教室に戻るのもまた恥ずかしいし、

本当にこのお腹が嫌でした。

 

しかも、おかしいのが、教室を出てトイレに向かう時に、その激しかった便意が無くなってしまうのです。

すーっと引いていってしまい、結局トイレに行かずに教室に戻ったりしていました。

 

地元のスポーツチームでバスケットボールをしていましたが、

その事でうんこうんこ~とからかわれたりもしました。

家に帰って泣くときも何度かありました。

 

私だって、普段お腹が痛くならないように牛乳や乳製品を避けてるし、

トイレだってこまめに行くようにしてるのに…と。

これが自分でかなり大きい悩みになり、祖母が小児科へ連れていってくれました。

 

過敏性腸症候群と病名を言われましたが、その後で、医者から驚きの言葉が。

『お孫さんは、最近何か大きなショックを受けることがありませんでしたか?』と。

祖母はすぐピンときたそうです。

 

それは、私がお腹が痛くなるようになる少し前に、両親が離婚していたことです。

私は、自分で両親の離婚など、全然寂しくなかったし、ダメージはそんなに感じていませんでした。

しかし、小学生の子供にとっては、母親が出ていってしまうという事が、

無意識のうちにストレスやショックを大きく感じてしまうんだと医者は言いました。

 

『残念ながら、精神的なものだから、治すのは難しいです。お腹をなでて和らげるくらいしかないですね。』

との言葉で、またがっかりしましたが、中学でだんだんお腹が痛くなる事が少なくなり

高校に入る頃には、全く気にしないくらいにパッタリと無くなりました。

子供心に、やっぱり寂しくてショックだったのでしょうか。

それが大人になるにつれて、寂しさもなくなり、過敏性腸症候群も治ったのだと思います。

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