過敏性腸症候群・・私の人生を苦しめ続けるみじめな現代病。
発症したのはおそらく15年前くらいでしょうか。
私の場合、ガス型と下痢型を併発しております。
個人的な見解なのですが、「ガス型」と「下痢型」というのは違う理由によって引き出されるものではなく、
どちらも、同じ理由で症状が出るものだと考えております。
その根拠を順を追って説明したいと思います。
■薬
まず病気と名のつくものに対し対処法と言えば、迷わずおもいつくのが薬なのですが、
結論から申し上げると「ガス型」の薬はまったく効き目のないものでした。
市販薬のガ〇スピタン、医者から処方されるガ〇コン。
本当に気休めにもならない、プラシーボ効果程度にしかないとさえ思いました。
逆に「下痢型」の薬は確かに効き目がありました。
代表的な正〇丸、ビオ〇〇ルミンなどです。
しかしこれらを飲むことですべてが改善されるわけではありませんでした。
確かに下痢は止まる。
しかし、下痢はとまるが今度はガスがでるのです。
おそらく、腸の「わるいものを外に排出したい」という機能そのものが止まってないからだと思われます。
漢方薬なども効き目はありませんでした。
■運動
私は事務作業に携わっていましたので、一日中座りっぱなし。
過敏性大腸は運動不足によるものだと考え、
週に2回、ランニングやプールに入るなどの運動をはじめたのです。
しかしこれも根本的解決にはならなかったように思います。
(まあ、運動に関してはまるっきりしないよりは遥かに良いのですが。)
■諸悪の根源。食生活にいつでも潜んでる「あれ」
食生活を変えることによって、私の過敏性症候群は劇的に回復しました。
よく、インターネットのサイトでは「よく噛んで食べないと消化が悪い」などと紹介されており、
それは間違いないのですが、いくら丁寧に噛んでもガスや下痢が止まりませんでした。
そこで私は食べ物そのものに原因があるのではと考え、最初に、肉などを控えました。
しかし、それでもおならの臭いなどは消えましたが、それでもガス、下痢の症状は改善されませんでした。
次に控えたのがこれです。「炭水化物」です。
とくに、ほぼ無意識に食べてしまってると言っても過言ではない、そう、日本人が大好きな米です!
わたしは米を控えて今度はタンパク質を多めに摂るようになってから、劇的に腸の調子が回復しました。
パンも、麺もとらずにいると、午後の仕事の調子がとてもいいのです。
これで私は、「ガス」も「下痢」もどちらも収まりました。
この二つの原因は、炭水化物にあったようなのです。
これが冒頭に述べた「同じ理由で症状がでる」という根拠です。
もし、お昼すぎたあたりからおなかがグルグルし苦しんでる人は、
昼食などに食べる炭水化物の量を控えてみてはいかがでしょうか。