過敏性腸症候群との付き合い方

私が、過敏性腸症候群を発症したのは、おそらく新しい上司が異動してきた頃だと思います。

“おそらく”というのは、実際に発症した時期を確定できないからです。

 

新しい上司は悪い人ではないのですが、

決断力に欠ける人で何を相談しても頼りにならず

それあでうまくいっていた仕事もうまくいかなくなってきました。

 

その頃から、食べ物の味がわからなくなり、最初は耳鼻咽喉科を受診しました。

診断は、「味覚障害」ということで、亜鉛などの薬が処方されました。

「長くても1週間程度で治るだろう」と言われていましたが、一向に治る気配はありませんでした。

 

その頃から、下痢がひどくなり、気づけば3㎏痩せていました。

そのうち、下痢と腹痛がひどくなってきて、味覚障害は治らないまま、胃腸科を受診しました。

胃カメラ、大腸カメラを同時に行いましたが、重大な異常は見つかりませんでした。

 

もう、その頃には5㎏ほど痩せてしまっていたので、「異常がない」と言われて、途方に暮れる思いでした。

 

病院を受診するために、会社の上司に報告しなければいけないことも、かなり苦痛でした。

ですが、その頃には10分もパソコンの前に座っていられないほど、

トイレに頻繁に駆け込むような状態になっていました。

 

病院で処方された整腸剤の効果は、全くといってよいほどなかったため、再度、受診しました。

その時も、5㎏以上痩せたままだったので、難病指定もされている潰瘍性大腸炎を疑った検査が始まりました。

 

同時に、「うつ病の疑いもあるから、心療内科も受診したほうがいい」と言われた時には、

とても悲しい気持ちになったことを覚えています。

原因がわからなければ、精神的なことだとして片付けられてしまうのだろうか?と感じたからです。

 

会社では、仕事をしている時間よりも、トイレにいる時間のほうが長いのではないか

というような状態になっていましたが上司は休みを取るように言ってくれるわけでもなく、

見て見ぬふりで放置されているのも辛かったです。

 

病院の検査結果が出揃い、結果的には潰瘍性大腸炎ではないだろう、ということになりました。

では、一体なぜ治らないのか?と絶望的な気持ちになりました。

 

そこで先生から告げられたのは「過敏性腸症候群」でした。

その病名は聞いたことはありますが、ストレスがかかるとお腹が痛くなる症状だと認識していたので、

私はそうじゃないと思い込んでいました。

ですが、冷静に考えてみれば、新しい上司が来て以来、症状が出てきたので、

納得するまでには時間はかかりませんでした。

 

上司は、長くても3年で短ければ1年でまた異動すると聞いていたので、

できるだけリラックスして過ごすようにすると、以前よりかなりトイレの回数も減りました。

そして、上司が異動した今では、ほとんど症状もなく、元気に過ごしています。

メンタルと腸は密接に関係しているのだと実感しました。

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