正面から向き合う

自分は高校の頃に複数回下痢に見舞われる状況が続き、

診察してもらったところ過敏性腸症候群だと診断されました。

 

この病気の恐ろしいところは強迫性があるところにあります。

朝の通勤ラッシュや、用事があるので予定を立てて時間通りに行動しようとすると

突然腹痛に見舞われるのです。

 

中学時代は過敏性の過の字もなかったのに、高校に入学し、

環境が変化してから体調が悪くなりやすくなりました。

そのため高校時代はこの病気が原因で、学校を休みがちになり

高2の頃には引きこもって3学期を丸々休んで留年になりかけました。

 

その時の担任の先生に恵まれて、何とかダブらずに高校を卒業することが出来ましたが、

それ以来、事あるごとにこの病気にさいなまれて鬱の傾向になりました。

 

それからはスポット派遣のように、一日限定の仕事だったりに就くようになって

まともに行動することが億劫になっていきました。

ちゃんとシフトを組めるようなバイトをしたかったのですが、

「一ヶ月の時間がきちんと決まっている」ということがとても恐ろしく感じて

結果的にシフトには柔軟性が利くけど

職場環境があまり良くないという仕事しか出来ないようになりました。

 

タチが悪いのは、外出する2時間ほど前から起きてトイレで踏ん張ってみても便が出てこないということです。

2度、3度とトイレで格闘しても、全然出てこないしそろそろ時間だから外出しなきゃと思うと

急に腸が動き始めて腹痛になるのです。

 

そして、下痢として出てきても1度だけでは腹痛は治まらないところもタチが悪いところです。

自分の人生の中では最高で6回連続トイレに駆け込んだことがあります。

その6回で硬いものから柔らかいものまで多種多様な便が出てきましたが、

下痢のために3時間ほど無駄になってしまうのです。

 

結局、この病気のせいで「どこにトイレがあるのか?」ということをいつも気にしなければならなくなり、

同時に、「外に出ると腹痛になるから出たくない」と引きこもりがちになりました。

 

自分が心機一転して、またこの病気と向かい合うようになったのは

数年経って車を持つようになってからです。

引きこもりがちでしたが、このままでは一生この病気にさいなまれると思い、

真剣に自分の人生を見つめなおすようになりました。

 

自分は過敏性腸症候群によって外出することも億劫でしたが、

人生から逃げ続けて一生うじうじしてることにも耐えられませんでした。

そのため、自分はこの病気と一生付き合うことを覚悟し、

この病気の特徴に沿った生き方をしようと思いました。

 

外に出かける仕事より、家の中で出来る仕事を積極的に探して、

外の収入を家の収入とで収入源を増やすことにしたのです。

その結果、外で働く時間を抑えたことでお腹のことを気にすることが若干抑えられるようになりました。

 

貯金をして、お金が貯まったら本格的に過敏性腸症候群の治療を受けたいと思っています。

慢性的な病気も考えようによっては行動のバリエーションを増やすきっかけにもなるのだと思います。

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