食べたもの、それをしっかりと咀嚼しなければ、
口の中にはしっかりと噛み砕かれずに残り、
柔らかくならないまま食道を伝って胃袋へ。
これが消化不良の原因となり、それによって下痢をくだすことや、
体調不良に繋がるリスクが高まります。
ですが子供のうちに食べ物を丸呑みする習慣がある人は、
胃の消化液が強くなり、下痢をしにくいということもあるようです。
その場合は歯科医に噛み合わせを見てもらうことは必須で、
歯の噛み合せさえ矯正すれば消化不良のリスクも無くなり、
下痢対策にもなるということ。
よく噛むことを覚えれば、必ず食べ物が胃の中で分解されやすくなり、
すなわち消化につながるのです。
そもそも人類は咀嚼をすることで、どんな硬い食べ物も効率よくエネルギーに変えることができました。
それと同時に、動物としての胃の消化力は弱まっていきました。
噛むことで唾液が出て、それがでんぷんを分解するのですが、
噛まずにいれば分解されずに胃腸へと流され、消化ができなくなってしまいます。
それに人類は元来動物に備わっているはずの消化酵素が少なく、
食べられなかったものが消化不良として下痢として排出されることが多くなってしまうのです。
この人類への進化は、咀嚼によってもたらされたもの。
かみ合わせを直すことは、人類である以上、必ず矯正するべきことなのです。
もしあなたの周りで下痢になりがちな方がいれば、下痢対策として、
噛み合わせの矯正をおすすめしてください。