「過敏性腸症候群ダイエット」はおすすめしません!

私は過敏性腸症候群を3年かけて克服しました。

元々、お腹はそれほど弱くない方でしたが、

ある時太り過ぎてダイエットを始めたことがきっかけで

過敏性腸症候群に悩まされるようになりました。

 

痩せるためにジムに通ったりウォーキングしたり、

サプリメントを飲んだりといろいろ試しましたが、続かないし全く効果なし。

行きついた結論は、「痩せるためには食事制限しかない」でした。

 

そして私は、「肉抜きダイエット」をしました。

3か月間肉を一切摂らず、タンパク質は魚で補い、

1日の摂取カロリーは1500kcalまでと自分でルールを決め、

ストイックに続けた結果、理想体重にまで落ちました。

 

しかし、油断するとすぐにリバウンドするのが怖くて、

その後も肉は少しずつ食べるようになりましたが、摂取カロリーは厳しく守っていました。

 

とはいえ、会社の付き合いなどで外食することもあるので、

その時はカロリーの高いものを食べざるを得なかったのですが、

次第に「食べたら太る」と思うと、不思議と下痢をしてしまうようになりました。

これが過敏性腸症候群の始まりでした。

 

いつまでも肉抜きダイエットをしているとストレスも溜まるし、

いつかは挫折して結局リバウンドしてしまいます。

それならば、食べて下痢するほうがお腹も満たされるし太りません。

 

以来、私はちょっと「食べ過ぎたなぁ」と思うとすぐに下痢をするようになりました。

カロリーの高いものを食べてからしばらくすると、

きまってお腹が痛くなりトイレに駆け込むのですが、出してしまえばスッキリしました。

その度に一時的にしんどい思いをしますが、

「これで食べたものがチャラになった」と、

下痢をするとどこか安心していました。

 

この「過敏性腸症候群ダイエット」は、

当時の私にとっては最高のダイエット法でした。

体重は増えることなく理想をキープ。

食後はちょっと大変だけど、食べたいものを食べて痩せられるし、

リバウンドの心配をしなくても済むのは素晴らしいと思っていました。

 

そんな私がダイエットをやめようと決意したのは、

当時の仕事を辞めて転職し、体力がいる仕事を始めた時でした。

 

確かに、「過敏性腸症候群ダイエット」は、

痩せることだけを考えれば効果的な方法なのですが、体力は落ちます。

年齢的にも体にガタがくる頃になったし、このままでは健康にもよくないので、

これからは体重を気にせず食べることにしました。

 

しかしながら、すっかり下痢型の過敏性腸症候群になってしまっている私は、

肉類や高カロリー食品を食べると条件反射的に下痢をしてしまう身体になっていました。

長い間、体重やカロリーを気にしながら食事を制限していたために、

外食や弁当の1人前の量が吸収出来なくなりました。

お腹いっぱいで食べられないか、もしくは食べられたとしても案の定下痢をしてしまうのです。

下痢をして喜んでいたのに、今度は落ち込むようになりました。

 

きちんと食べて体力つけないと仕事に支障をきたすので、

私はこの症状を治すために病院に通うことにしました。

 

まずは、本当に過敏性腸症候群なのかを診断してもらうために、

大腸内視鏡検査をしましたが異常なし。

やっぱり「食べ過ぎたというストレスから発症する下痢型の過敏性腸症候群」

という診断結果でした。

 

便通を整えるために整腸剤を処方され、少しずつカロリーの摂取量を増やしていきました。

たくさん食べても出来るだけ「食べ過ぎた」と思わないようにしていましたが、

治療を始めた最初の頃はやっぱり下痢をしてしまうことが多くありました。

それでも少しずつ「食べても大丈夫」な身体に戻していき、

だんだん下痢する頻度も少なくなっていきました。

 

現在では、少し食べ過ぎたからといってほとんどお腹を壊すこともなくなりました。

ダイエットしていない分、体重は3kg増になりましたが、

自分の身長と年齢相応だと思うようにしています。

 

過敏性腸症候群は、症状は様々ですが、

私のように「食べ過ぎたと思う→下痢する」という条件反射でなる人が多いようです。

ならばそう思うのをやめれば簡単に治ると思っていたのですが、

その条件反射は体に染みつくと厄介なものです。

 

私の場合、下痢体質が治るまでに3年かかりました。

腸にストレスをかけてしまっていたことを今ではとても反省しています。

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