過敏性腸症候群の原因と治療方法

急な腹痛や下痢に襲われた経験のある人は少なくないと思います。

原因は様々ありますが、近年増加しているのが過敏性腸症候群と呼ばれるものです。

 

過敏性腸症候群は腸の検査や血液検査などでは異常が見られないにも関わらず

腹痛や下痢、便秘などの症状を引き起こします。

この病気は日本を含む先進国に多い病気で女性の患者さんがやや多いと言われています。

 

過敏性腸症候群は消化管運動異常、消化管知覚過敏、心理異常の3つが認められています。

しかしこれらの異常を引き起こす主な原因はわかっておらず、

一部の患者さんでは感染性腸炎の後に発症することもあります。

またストレスなどの精神的苦痛によって症状を悪化させてしまう要因にもなります。

 

症状は様々ありますが、一番多いのが便通異常です。

便秘や下痢、もしくは両方を交互に繰り返すなどが一般的に多い症状です。

こうした症状以外にも頭痛や疲労感、不安感や抑うつなどの消化器以外にも症状が現れることがあります。

 

また過敏性腸症候群は通常の胃腸の検査では発見されにくい特徴があるので、

発見が遅くなることがあります。

治療法もわからずにそのまま症状が悪化してしまうと

いつ下痢や腹痛に襲われるかなどの不安から外出も困難になり

うつ病などの精神病を発症する恐れもあります。

 

さらにこの病気は発見できたからといって命に関わる病気ではないものの

完全に治すことが出来ないものでもあります。

なので上手くこの病気と付き合っていくことが大切になりますし、改善策でもあります。

 

治療は心療内科や精神科で行うのが一般的ですが、

初めて行くという人は不安に思う方も少なくないと思います。

ですが最近では内科などで紹介状を書いてくれる場合もあるので、

最初は内科などに相談するのも良い方法です。

 

過敏性腸症候群の主な治療方法としては

生活や食事の習慣の改善、薬物療法、心身医学的治療の3つが基本になります。

不規則な生活や偏った食生活は当然健康を害すもので

過敏性腸症候群のきっかけになることもあります。

 

また薬物療法に関しては下痢に効果的な薬もしくは

便秘に効果的な薬を症状に合わせて処方してくれます。

それでも改善されない場合には抗うつ剤や抗不安剤を処方される場合もあります。

心身医学的療法は精神療法や自律訓練法、認知行動療法などその人に合わせて治療を行います。

 

過敏性腸症候群は普通の病気とは少し違う分、治療も大変ですし付き合っていくのも苦労するものです。

ですが上手く治療することで症状を緩和することは可能ですので

諦めずに根気強く治療を続けることが大切になります。

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