過敏性腸症候群とストレス

過敏性腸症候群の大きな特徴は、精神面の関わりです。

日本人の9割が日常生活でストレスを感じていると言われています。

 

心理的なストレスが発症のきっかけになったり、

症状を悪化させる要因になることが多いのです。

 

最初はストレスによる腹痛だったのが、そのうちに腹痛が気になって緊張し、

緊張感が腹痛を悪化させるという悪循環になっていきます。

 

 

自律神経には交感神経と副交感神経というものがあります。

交感神経は一般的には活動を促進するような働きで、

副交感神経は活動を休ませるように働きます。

 

胃腸や膀胱は副交感神経の作用によって活発になります。

仕事や運動をしているときには本来、交感神経が活発になっているので、

消化吸収や排便、排尿は起こりにくくなっています。

 

ところが、ストレスなどに影響されて、自律神経が乱れると、

仕事中や運動中でも大腸や膀胱の働きが活発になることがあります。

いわゆる自律神経失調症の状態です。

 

こうなると緊張によって腸がけいれんしたり、腸の働きが乱れたりして、排便習慣が大きく崩れます。

 

また、過敏性腸症候群の人の腸では、腸が敏感な状態になっているため、

脳に対する刺激にも敏感になっています。

 

世の中には、トイレが近い人はたくさんいますが、

その全員が過敏性というわけではありません。

 

過敏性腸症候群の場合、お腹をこわしやすいだけではなく、

強い腹痛をともなう特徴があります。

わずかなストレスに対して腸管が反応し、便通異常や腹痛などの腹部症状が起こります。

 

痛みを感じるレベルも敏感になり、普通ならあまり痛いと感じない痛みでも、

強烈な痛みとして感じるのです。

 

過敏性腸症候群の原因のほとんどはストレスによる緊張ですので、

用を足したり、仕事が終わって家に帰れば、症状が治まるという人が大半です。

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