過敏性腸症候群を経験して

私が過敏性腸症候群になったのは

恐らく大学に入学一人暮らしを始めてからだったのだと思います。

恐らく、というのは、大学3年生の時に県内で有名な胃腸科に行き、

検査をして初めて自分が過敏性腸症候群だと分かったからです。

 

最初の異変は、便秘と下痢を繰り返していたという事でした。

幼稚園時代からずっと便秘症で4、5日でないのは当たり前だったので、

便秘自体は何とも思わなかったのですが、

それにしても頻繁に便秘と下痢を繰り返すので、インターネットで良く調べていました

それでもよく分からず。

 

もしかして大腸がん?などと不安になっていましたが、

学校とバイトで忙しく、そのために病院に行くと言う発想もなかったので、

特に何もしませんでした。

 

そのうち、頻繁に腹痛に襲われるようになりました。

特に、電車の中で腹痛に襲われるので、毎回ビクビクしながら電車に乗っていました。

脂汗を流しながら電車に乗っていたのを覚えています。

 

友人と食事を一緒にする時も、食事の最中、またはすぐ後に腹痛に襲われることが多くあり、

友達からの食事を断ったり、食事をする際も、スープだけといった注文の仕方をして、

友人に「どうしたの?」と心配されていました。

恥ずかしかったし、友人に心配をかけたくなかったので、

その時は「ダイエット中なの」と言ってやり過ごしていました。

 

そんなある日、友人との食事の後、猛烈にお腹が痛くなってきて、トイレに駆け込んだのですが、

あまりの激痛に脂汗が出て、血の気が引き、全身がガタガタ震えてしまい、

結局1時間ほどトイレに閉じこもってしまったのです。

 

トイレから出ると、友人に、

「誰か呼びに行こうかと思ったよ。大丈夫?病院に行った方が良いよ」

と言われました。

そこで初めて病院に行ってみようと思ったと記憶しています。

 

電話で実家の母に相談すると、母から、

「こっちにいい病院があるから行ってみたら?」と言われ、

次の長期休暇を利用して帰省した際に受診することにしました。

 

かかった胃腸内科の病院は大変な人気で、待ち時間も2時間超と長かったのですが、

血圧、採血、尿検査、検便、エコー検査、問診など一通りの検査をしていただき、

エコー検査では、女性ということもあり、腸だけではなく、子宮も診ていただけました。

 

翌週結果を聞きに行くと、「どこも異常はないよ」とのことでした。

続けて、「強いて言うなら、胃がほんの少し荒れているけれど、薬を処方するほどじゃないね。

これは所謂IBS、過敏性腸症候群じゃないかな。」と言われました。

そこで初めて自分が過敏性腸症候群だということを知りました。

 

出ないより出る方が良いでしょ、と言われ(これは傷つきました・・・。)、

薬は処方されず、ストレスを溜めないようにして、規則正しい生活を心掛け、

うまく付き合っていくように助言をいただきました。

 

結局、決まっていた仕事はシフト制で夜勤もあったので、

規則正しい生活やストレスフリーの生活はできず、相変わらず腹痛は続いていたので、

電車は数本早いものに乗り、各駅停車の電車で職場に通っていました。

普通に通勤しても1時間以上かかる場所に職場があったので、

時間はかかりましたが、そうするしかありませんでした。

 

数年がたち、今の伴侶と出会い、結婚、翌年には出産しました。

結婚を機に仕事を一旦やめましたが、そうしたら不思議なほど腹痛の頻度が減りました。

完璧主義であったことや、同時期に家族が病気になったり、

精神病にかかったりということで心をすり減らしていたのも原因であったと思います。

 

その後も時々猛烈な腹痛に襲われますが、その時は、水分を持ってトイレにこもり、

水分を取りながら耐えていると、少し回復するのが早いように感じています。

また、様々な事を一人で抱え込まないこと、周りを頼ること、早めに病院にかかることが

予防、改善の観点から重要だと思います。

 

また、過敏性腸症候群は周りから理解されにくいものです。

最近になってようやく名前が知られるようになってきましたが、

同じ悩みを抱えている方たちとお話をする機会があれば、

また心持がだいぶ違ってくるのではないかと思っています。

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