過敏性腸症候群の日々

子供のころから、両親はなぜか私にだけ非常に厳しく、

家にいることに恐怖とストレスを感じる生活を送ってきたためか、

おそらく小学生のころから過敏性腸症候群(ガス型、下痢型)だったと思います。

 

ガスや便意を耐えながら授業を受けることはほぼ毎日で、

一番つらいのは体育館で行われる全校集会等で、本当に地獄でした。

 

高校生の時も症状は続いていたのですが、

高校の近くに利用者の少ない駐車場のトイレがあり、

朝学校に到着してから授業が始まるまでの間に毎日のようにそのトイレを利用していました。

 

家のトイレを朝、長時間利用するのは非常に抵抗感があり、

落ち着いて用を足すこともできなかったので、駐車場のトイレは非常に助かる存在でした。

過敏性腸症候群の症状が無くなるわけではなかったのですが、

小中学校時代に比べると症状への恐怖心は少なくなりました。

 

高校卒業後、大学に進学し一人暮らしを始めました。

1人暮らしですので、トイレはどれだけ長く使っていても問題ありませんし、

症状が重い時には大学を休めます。

何より一番安心感があったのは、大きな講堂での授業が多く、

症状が現れても授業を抜け出しやすいというところでした。

家にいるときのストレスも排除されたので、症状はかなり楽になり、

下痢型の人には難関な高速バスを使った旅行などにも出かけたりもしました。

 

大学卒業後、就職のため実家に戻りました。

大人になっても、子供のころの両親のイメージが強烈で、

かなり気を使った生活を送ったせいか、症状が悪化したため病院(内科)に行きました。

胃カメラや大腸検査までしたのですが異常は見つからず、過敏性腸症候群と診断されました。

その後、心療内科に通院し、抗うつ薬やカウンセリング等による治療を受けましたが

症状の改善には至りませんでした(診断結果は回避性人格障害)。

 

現在も、過敏性腸症候群の症状で悩まされています。

基本的には、症状を軽くするために、または症状が起こっても大丈夫なように

行動を制限した生活をしています。

 

例えば、

旅行にはいかない。

長時間のドライブ等はしない。

出来るだけ一人で行動する。

どうしても出掛けたりしなければならないときは前日にお酒は飲まない。

出掛ける前に刺激物やコーヒー等を飲食しない。

市販の下痢止め薬を常に持ち歩く。

等、いろいろ考えながら生活しています。

 

心療内科でカウンセリングを受けているときに、

常に体に力が入っている(こわばっている?)点を指摘されたことがありました。

ストレスがたまると、特に奥歯に力が入る(かみしめている)らしく、

実際に顎関節が常に疲労しています(呑気症でガス型の原因にもなりうるみたいです)。

 

気付いた時に、意識的に力を緩めているのですが、

私に場合、全身(感覚的には内臓も)の力を抜くように意識すると、

常に膨満感のあるお腹が楽になります。

症状を和らげるために行っているのはこれくらいです。

 

症状を改善させるための一番の方法はストレスを無くすことだとは思うのですが、

それが非常に難しく、過敏性腸症候群の症状自体がストレスに感じてしまいます。

 

特に子供は、自分からは言い出しづらい事柄だと思いますので、

早めに周りの大人が気づき、この病気のことを理解してあげてほしいです。

命が危険にさらされる病気ではないですが、理解してくれる人がいないと本当につらい病気だと思います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

コメント

お名前 *

ウェブサイトURL