過敏性腸症候群と私の10年間

私が下痢型の過敏性腸症候群を発症したのは高校生の時でした。

電車で高校に通っていた私は、通学中の電車の中で何回も腹痛に襲われ、

車両に備え付けてあるトイレに行くことも多くありました。

トイレに行けばスッキリし、何事もなかったかのように日常生活が送れます。

 

なぜ電車に乗るとお腹が痛くなって下痢をするんだろう。

とよく考えていました。

 

さらに、通学中の電車は混みあっていたこともあり、

トイレの前も多くの人で埋め尽くされていることが大半で、私は腹痛を耐えるばかりでした。

 

自分なりの工夫として、朝食を抜くとお腹が痛くならないのではないかと思い試したところ、

下痢をする回数は減りましたが、ゼロにはなりませんでした。

朝食を家で食べれず通学し、腹痛を耐える日々の高校生活を送りました。

 

そして時は経ち、専門学校へ進学、就職をしましたが腸症候群は治りませんでした。

相変わらず朝食は通勤後に食べるという生活です。

 

そして高校時代とは比べ物にならないくらいの頻度でやってくる腹痛と下痢になりました。

年に一度、とてもひどい症状に襲われることもありました。

その時に病院に受診し、初めて、過敏性腸症候群だとわかりました。

就職後、いろいろなストレスがあり、無意識に自分自身の体が緊張していることを理解しました。

 

過敏性腸症候群の薬を服用したこともありますが、私には合いませんでした。

あくまで私の解釈ではありますが、

服用後、お腹の中では腹痛の波と薬が激しく戦っているようなお腹のゴロゴロ感と痛みがあり、

気持ちが悪いものでした。

この状態なら薬を飲まずに下痢で外に出てくるまで苦しむ方がいいと私は判断しました。

 

幸いにも就職先の職場では、私の過敏性腸症候群を理解していただき、

通勤後に朝食をとらせていただける環境にあります。

早出がある仕事なので、早出中に激しい下痢に襲われたこともあり、

早出を急遽、代わってもらうなんてこともありました。

職場の人の理解の上で、私は生きていると思っています。

 

対策としては、絶対的に代わりのいない仕事を一人でする時は食事を抜くことと、

リラックスるすることを心がけています。

過敏性腸症候群の原因が神経過敏などのストレスだということはよくよく理解していますが、

自分の性格というものはなかなか意識していても変わるものでもありません。

自分が自分を認め、自分に負担をかけないこと、そして自信をつけることを少しずつやっています。

 

過敏性腸症候群の存在を知らない人、理解のない方は大勢いらっしゃると思いますが、

この病気で悩む方もたくさんいるんだということを忘れず、付き合ていきたいと思います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

コメント

お名前 *

ウェブサイトURL