過敏性腸症候群で5kg痩せたけど回復した!

1.発症

私が過敏性腸症候群を発症したのは20歳のときでした。

高校まで地方で過ごし、高校卒業後都内の短大に進学するも、学校に合わず中退。

その翌年に別な短大に入り直し、入学後まもなく過敏性腸症候群を発症しました。

私は下痢型でした。

 

ある日、散歩をしていたら猛烈な腹痛に襲われ、コンビニのトイレに駆け込むも30分もトイレから出られず、

コンビニの店員さんから「トイレで何してるんですか?」と注意をされました。

これが初めて過敏性腸症候群による下痢に襲われた日でした。

 

その後、学校に行こうと朝起きて朝ご飯と食べると、

また猛烈な腹痛に襲われて30分以上トイレから出られなかったり、

電車に乗っているときに突然腹痛に襲われたり、授業中に腹痛に襲われたり…

腹痛の波が来る頻度が確実に多くなっていきました。

 

それまでは「今、緊張しているな」と自分で自覚があるときに腹痛に襲われることが多かったのですが、

だんだんリラックスしている時や無意識の時も腹痛に襲われるようになりました。

急に猛烈な腹痛に襲われてトイレに駆け込むことから、私はその症状をビッグウェーブと名付け、

腹痛に襲われたら心の中で「ビッグウェーブ来た!」と叫んでいました。

 

 

2.過敏性腸症候群で困った体験

私が過敏性腸症候群で困った体験は、授業中に腹痛に襲われ続けたことです。

少人数の授業なら、先生に前もって「私はお腹の調子が悪いため、

途中でトイレに行かせていただくことがあるかもしれません。」と話しておいて、

出入り口近くの席にしてもらうなど自分なりに対策をすることができましたが、

大人数の授業ではそれができません。

また、席も出入り口から遠かったり、冷房がかなり効いている部屋での授業は特に苦しみました。

しかも困ったことに、腹痛が引き起こされると必ず一緒に頻尿も引き起こし、

トイレの不安が頭から離れなくなりました。

 

大人数の教室で授業を受けていた時、いつもの如く腹痛に襲われた時、

授業開始からまだ30分しか経っていないときでした。

腹痛対策のためいつも持っているジャケットを着ても効果なし。

次第に強まる腹痛に耐え続けて、先生の話もろくに耳に入りません。

辛さでだんだん頭がおかしくなりそうになった時、思い切ってトイレに行きました。

情けないし精神的に参りそうでしたが、大人数の前で漏らすよりましだと思いました。

 

 

3.電車で腹痛の波が襲ってきたら

電車で腹痛の波が襲って来たこともたくさんあります。

私が通学で使っていた電車は地下鉄で、渋谷を通るためいつも何かしらトラブルが発生して遅延していました。

しかも、遅延する時はいつも駅のホームに止まるのではなく、駅を過ぎたトンネルの中で止まるのです!

その時にビッグウェーブに襲われたときは地獄の苦しみでした。

真っ暗なトンネルの中、いつ動くかもわからない電車。

「ただいま停止信号のため止まっております。しばらくお待ちください。」

というアナウンスが何度も繰り返される中、私の体の中ではビッグウェーブが繰り返されました。

一度本当に漏らしそうになって大変な経験をしたので、それからはかなり早めの電車に乗るようにしました。

 

そして、ビッグウェーブに襲われそうになったら降りてトイレに駆け込む。

そうして未然に防ぐように心がけました。

 

ここで私が身につけた、下痢を出そうにならなくする術があります。

それは、肛門をお尻の内側に引き入れるようにキュッと力を入れることです。

こうすることで、今にも爆発しそうな下痢を少し和らげることができました。

 

 

4.腹痛が起きやすい時間

私が腹痛が起きやすい時間は、食後が一番多かったです。

私はヒドラなのではないかと思うくらい、食べると直通で下痢になりました。

この法則に気付いてからは、ご飯をあまり食べないようになってしまい、1ヶ月で5kgも痩せてしまいました。

食べてないのでパワーは出ないし、でも頻繁に腹痛に襲われて下痢をするし、

自分はこの先どうなってしまうのだろうと思いました。

 

 

5.過敏性腸症候群の原因と治療

あまりにも下痢が続くしご飯もまともに食べられないため、胃腸科を受診しました。

段階を踏んで強力な下痢止めを服用しても一向に改善が見られなかったため、大腸内視鏡検査をしました。

 

検査では潰瘍など目立った症状は見られず、ここで初めて「あなたは過敏性腸症候群です。」と診断されました。

発症から1ヵ月半くらい経った頃だったと思います。

原因はストレスと言われました。

慣れない環境での生活や、「私は学校を辞めてしまったダメな子だ」という自責の念が、

知らず知らず自分を苦しめていたようです。

 

診断されてからは、体調に合った薬を処方してもらえるようになりましたし、

胃腸科の先生にいろんな話しを聞いてもらったことで少しずつよくなっていきました。

ゆっくりですがご飯も食べられるようになりましたし、電車や授業中に腹痛で苦しむこともなくなっていきました。

 

 

6.過敏性腸症候群を持つ方へ伝えたいこと

過敏性腸症候群は本当に辛い病気だと思います。

実際になったことのある人でないと、この苦しみはわからないのではないかとさえ思います。

本当に苦しい時は、ぜひ胃腸科に行って大腸内視鏡検査を受けてください。

検査前に下剤を2リットル飲んだり食事を制限されたりと体力的にかなりきつい検査ですが、

検査をしたことで的確な処置をしてもらえるようになりますし、処方される薬は市販薬より圧倒的に効きます。

 

また、苦しみは一人で抱え込まないでください。

私は友達に話して、「自分はこんなことで苦しんでいるから、みんなと同じことができないかもしれない」

ということを伝えました。

みんなわかってくれて支えてくれたので、話せばきっと理解してもらえます。

 

私は今は症状が出ることはほとんどなくなりました。

こうなるまで7年かかりましたが、必ずよくなる日が来ると思います。

ご自身のことを嫌いにならず、受け入れて、改善に向けて歩みを進めていってくださいね。

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