辛かった下痢型の過敏性腸症候群

子供の頃からお腹は弱かったのですが、

病院の診察を受けて過敏性腸症候群と診断されたのは、

20代後半のことでした。

 

ひどい時だと、何を食べても下痢をするのです。

もう食べ物が怖くて怖くて拒食症にもなりました。

骨ばかりが目立つくらいげっそりと痩せてしまい、

胸骨がはっきりと浮いて見える姿を鏡で見た時は思わず泣いてしまいました。

 

数年くらい、処方されたポリフルという薬をずっと飲み続けていました。

カプセルではなく錠剤でしたが、カプセル錠のように細長く大きくて、

飲み込むのに毎回苦労しました。

 

噛まずに飲んでくださいと、処方された時のポリフルのパンフレットに書かれていましたが、

どうしても飲みづらい時は半分に噛んで飲んでいました。

 

下痢の症状が少し安定してくると、今度はその薬を飲まないと

不安になってしまうという精神状態に陥りました。

薬を飲むことはなるべく減らしたい、けれども実際に飲まなかった時に

また下痢をするという状況が続き、とにかくもっと体調が安定するまでは

飲み続けなさいと医師に言われそうしました。

 

職場のお昼休憩時でも、大きな薬を取り出して飲むことは少し恥ずかしいし

辛いものがありましたが、これを飲めばとりあえず大丈夫という

安心を自分に言い聞かせていました。

 

実際にはポリフルを飲めば絶対に下痢はしない、というわけではありませんでした。

やはり食事内容と、一番はストレスが関連してきます。

 

当時は仕事のストレスが半端なく、内臓系の潰瘍も発症していました。

仕事だけではなく、居住していたアパートの隣人・階下の住人の騒音にも悩まされ、

本当に気が狂いそうでした。

 

耐えきれなくなって部屋を飛び出し、ガタガタ震える足で車を運転して、

スーパーマーケットの駐車場に停め、実家の母親に泣きながら電話をしていたことを覚えています。

 

過敏性腸症候群の一番の原因はストレスだと思います。

人それぞれ精神的なダメージの体に対する受け方・反応の度合いは違います。

ほんの些細なことで過剰に反応する人もいます。

それがトラウマになり、時間が経ってもその時の状況がふと目の前に蘇ると、

当時と同じように体がガタガタ震え、胸から腹までギュウっと絞られるように感じました。

 

現在では薬を飲まなくても、食事に気を付けていれば普通の排便は可能になりましたし、

とにかく心に重大な負荷がかかるストレスからは思い切って逃げるようにしています。

無理をしても体調を壊すだけですし、病気が進行してしまったら

治癒するまでかなり時間もお金もかかります。

 

この病に対しては、とにかく食事内容に気を付けることと、

とにかくスレトスを減らしていく努力をすることです。

無理につきあってまでお酒の席に同行することはありません。

体調が安定したなと思えるまでは、外食もあまりしないほうがいいです。

 

これだけいろんな食べ物が溢れている世の中ですが、

病気で心身ともに苦しむくらいなら、ある程度の節制もやむを得ないと割り切って、

生活していくことが大事だと思います。

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