私の経験した過敏性腸症候群

大学生のころ、実技テストの前になると下痢になるのでおかしいなとは思っていました。

音楽大学だったので、実技テストは頻繁にあったので困りましたが、

その下痢は1、2回で終わってしまうので忘れたりもしていました。

 

寮生活だったので電話では母にも相談しましたが、

帰った時は症状もなく忘れたままになっているという程度でした。

それ以上の症状にもならず、治るというわけでもなく繰り返していました。

 

大学を卒業して中学校の教員になりました。

緊張するとやはり下痢にはなるし、頻尿まで加わって入学式・卒業式はとても困ったことを覚えています。

そして、この頃から便秘と下痢を繰り返すようになりました。

 

下痢は食中毒やウイルスの下痢ではなくて、キューッと下腹部に激痛が走り、

それが来ると下痢になるとわかるようになりました。

しかし、すぐに下痢になるわけではなく、しばらく痛みが続くのです。

冷汗が出るほど痛いのですが、下痢になるとうそのようにおさまります。

食欲もありますし、痩せるわけでもなかったのですが、この痛みは病気かもしれないと思い始めたのです。

 

ついに有休をもらって病院に行きました。

まず、2日分の検便から始まり、その頃は内視鏡はなかったので、肛門からのバリウム検査をしてもらいました。

結果、腸には異状がなくて、担当の先生に「ストレスによる過敏性大腸炎」と診断されました。

薬は2種類いただきましたが、食間に服用するものだったので勤務中は忘れることも多くて困りました。

 

総合病院で薬をもらうのは時間がかかるので、近くの内科医で診てもらうことになりました。

しばらく続けていましたが、その薬のおかげか、忙しさもあって病院には行かなくなりました。

25歳で結婚し、長男が産まれ、仕事も続けていたので病気のことは忘れていました。

 

再び同じ症状になったのは、32歳の時長女を出産した後でした。

産後の日だちが悪く、産後うつのようになっていました。

自分の体が元に戻らないという心配ごとがストレスになっていたようです。

その頃は育児休暇の制度ができたときだったので、

年度末まで休みをとってまた病院で薬をもらうようになりました。

 

それから35年経ちましたが、時々同じ症状になります。

そして内科医では同じ薬を処方してくれます。

その先生の指示で2年に1回くらい内視鏡の検査をしてもらいますが、

今のところ悪い病気にはなっていません。

 

不思議なことに、娘まで同じ症状になってきました。

「下痢になるまでは苦しいけれど、通り過ぎればなんともない」

と言って市販のビオフェルミンでしのいでいます。

私の薬もビオフェルミンとセレキノンでした。

今はその症状が出た時はお世話になっています。

やはり病院で正しい診断をしていただくのが一番と思います。

今は体調はいいのでうれしく思っています。

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