わたしは高齢出産して3か月ほどたってから体調を崩しがちになり、
便秘と下痢をくりかえすようになりました。
下痢になるたびに内科を受診していましたが、外出や外食がおっくうになってしまい、
消化器科を受診した時に過敏性腸症候群の薬を処方されました。
もともとストレスや緊張をするとおなかがいたくなる体質でしたが、
出産後の育児で基礎体力がさがり免疫力が低下してしまったので、
その負荷が腸にかかってしまったのだと思います。
また乳児をつれて外出するととてもトイレにこまることがわかり、あせりもいけなかったと今思います。
症状がおさまればいつでも薬をやめてもいいといわれましたが、
結局便秘がひどくなって薬はやめてしまいました。
それからは腸内環境をととのえようといろいろな乳製品をためしていますが、
これといったものに出会っていません。
下痢の痛みやその時の焦りが自分の日頃のストレスになって
この病気を引き起こしているようにも思います。
なので、調子のいいときにあえて同じ場所へ出向き、
大丈夫だったという経験を積み重ねて
自分の気を楽にすることが最大の特効薬なのだと思います。
また、外出先で下痢になっても下痢止めをつかわずに、
どうなれば症状がおさまっていくのか自分で理解できるようになれればと思います。
私の場合は、腸が異常なほど過敏に運動しだすのだそうです。
突然、きりりとした痛みが出てきます。
そうなると数分後には1時間ほど下痢に悩まされます。
ですが、でききってしまうと自然に体が温かくなり楽になってくるのがわかります。
その間は一緒にいる人をまたせてしまいますし、動き回ることができなくなりますが、
これは一時的なものとリラックスするよう心がけています。
また、好みの食事も体に合っていないこともあります。
牛肉や牛乳、刺激のあるものや冷たいものはどうしても食べたいですが、
なるべく避けるようにしています。
わたしの場合は我慢できないぐらいの便秘が続き、下痢になやまされます。
下痢もつらいですが便秘もつらいです。
その時はこんにゃくを食べることにしています。
しばらくすると腸がすっきりするほど便秘が解消されます。
または腸を刺激する足つぼを試したり、腰をひねったり、横っぱらをつねったりします。
私には過敏性大腸炎をわずらっている家族がいます。
今は症状も落ち着いていますが、ひどいときは数分ごとにトイレに駆け込んでいました。
その家族もいきなり過敏性大腸炎になったわけではありません。
数年、腸の調子がよくなくくすぶった結果、大病になってしまいました。
ですが、大丈夫大丈夫と言い聞かせ、おおらかに生活するようになり落ち着いてきたそうです。
腸は敏感です。
まずは自分の気持ちと向き合い、軽い運動や自分に合わないことをみつけて
この病気を克服するしかないのかなと思っています。