便秘になると肌荒れやお腹が張るなど不快な症状が表れます。
便秘にはいくつか種類があり、
便秘と下痢を繰り返す状態が痙攣性便秘です。
物を食べると腸がぜん動運動を起こして便を下に送り出しますが、
何かの原因で過剰に運動し、痙攣状態になることで起こる便秘です。
腸のぜん動運動が活発すぎると、本来吸収されるべき水分まで
一緒に排出してしまうので下痢状態になってしまいます。
又、痙攣状態になると便の流れが滞ってしまうので、
便が溜まりやすい便秘症になってしまいます。
痙攣性便秘の原因は主として心因的なものが多いです。
ストレスなどで自律神経が乱れ、腸のぜん動運動を
コントロールできなくなる事がきっかけになります。
交感神経と副交感神経のバランスがキープできなかったり、
ホルモンバランスが悪くなると自律神経は乱れます。
痙攣性便秘の改善にはまず自律神経の乱れを改善することです。
その為には生活習慣を見直す事から始めます。
規則正しい生活、バランスのとれた食事、質の良い睡眠が基本です。
ストレスを回避する事はなかなか難しいので、
それを解消できるように適度に体を動かしたり、
自分が没頭できる趣味の時間を設けたりする事がポイントです。
夜更かしせず質の良い睡眠をする為に、
ゆっくり入浴したりマッサージをする事も効果があります。
ツボの指圧とマッサージを組み合わせると疲労回復に繋がり、
副交感神経を活発にさせるのでリラックス効果がアップし
気持ちが落ち着いてきます。
そうすることで腸が正常に動く確率が上がるので
痙攣性便秘の改善にもなります。